最近の動向と今後の見通し

最近の動向と今後の見通し

最近の動向と今後の見通し これまでは個人経営の調剤薬局も数多くありましたが、最近では業界内で再編も進められています。特に後継者不足などの理由で廃業した調剤薬局を、大手のチェーンが積極的に買収しているのが最近見られる顕著な傾向です。またエリア限定型の中規模チェーンも、大手の会社の傘下に入るなどの動きも活発です。このように調剤薬局チェーンの規模が拡大することで、更にコスト削減が可能になるメリットもあります。

今後も業界内の再編の動きは更に活発になり、主要なチェーンの実力が更に高まることが予測されています。しかも社会全体が高齢化するために、調剤薬局の役割も次第に変わりつつあります。特に在宅医療へのニーズが今後も高まるために、医師が処方した薬の宅配への需要も更に増えます。そして調剤業務に加えて日用品も販売するなど、今後は更に業務の幅が広がります。したがって店舗で働く薬剤師も、接客のスキルを高めて顧客のニーズに対応する必要があります。

調剤薬局 業務の流れとキャッシュフローの違い

調剤薬局 業務の流れとキャッシュフローの違い 調剤薬局は、医師が処方した処方箋に基づいて薬品を販売しますが、患者は窓口で自己負担分である代金の1割から3割だけを払えばいいことになっています。
調剤薬局は調剤報酬を月末締めで健康保険組合に請求し、自己負担分を除く診療報酬として薬品代金の7割から9割が支払われるのは翌々月の中旬になるのが通常の業務の流れです。
一方、お金の流れは商品の仕入れ代金や家賃・人件費などの必要経費は売り上げの入金を待ってはくれません。
そのため、運転資金として月商の2か月分程度の自己資金があると安心です。
自己資金の確保が難しい場合、借入で調達するほか、民間企業相手ではないため翌々月には確実に入金するので、売掛債権流動化の手法であるファクタリングを活用するのも有効です。
ファクタリングの場合は、翌々月に入ってくる予定の債権を担保に事前に資金調達して、決済時には入金と返済が相殺されるので、借入金のように返済するする必要がないのが便利です。